後藤智弥のグリップ・フォームを徹底解析|安定したスローの秘密とは?

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    目次

    はじめに

    JAPAN2023年間ランキング1位、後藤智弥プロは世界レベルで活躍するトッププレイヤーの一人です。

    その投げ方を分析し、【グリップ】【スタンス】【セットアップ】【リリースとフォロースルー】に分けて解説していきます。

    彼のフォームの「世界レベルの精度」を支えるポイントを深掘りし、どのプレイヤーが参考にすべきかについても考察します。

    後藤智弥プロのグリップを徹底解説

    指の配置と力の入れ方

    後藤プロのグリップは、人差し指と親指で上下に挟む形をとっています。

    • 人差し指が上、親指が下になり、バレルを安定させている。
    • 中指は補助的な役割を果たし、過剰な力が入らない。
    • 正しいグリップでもっとも大切なのは、握力の調整。 適切な力配分で、早いリリースが可能になる。
    エスダーツアンバサダープレイヤーより

    グリップに関わる主な筋肉

    • 短母指外転筋 → 親指の角度を調整し、バレルを安定させてい。
    • 長母指屈筋 → 親指の曲げすぎを防ぎ、無駄な力を抜いている。
    • 浅指屈筋 → 指全体でバレルを支え、微妙な調整を可能にしている。
    • 母指内転筋 → 親指の位置を固定し、不要な動きを抑えている。

    どんなプレイヤーが参考にすべきか?

    ✅ グリップが安定せず、指が余計に動いてしまう人。

    ✅ 強く握りすぎてリリースがスムーズにいかない人。

    ✅ 軽いグリップで精度を上げたい人。

    安定したスロー:後藤プロのスタンスと重心の秘密

    体のバランスと重心位置

    後藤プロは 4スタンス理論的に体の前側が優位に動くタイプではないかと考えています。
    (あくまで無資格者の見た目の判断です)

    • 重心がつま先側にあり、バランスが保たれている。
    • 腰が回転しやすいプレイヤーもいますが、後藤プロはしっかりと抑えられています。


    ✅ 腰が回転してしまうと、毎回同じように投げるのが難しい。

    関係する筋肉

    • 腸腰筋 → 骨盤を前傾させ、重心を安定させている。
    • 腹斜筋 → 腰の回転を制御し、体幹を安定させている。
    • 脊柱起立筋 → 背中をしっかり支え、投げる際のブレを防いでいる。
    • 中臀筋 → 片足重心でも、しっかりと下半身を安定させている。

    セットアップの精度:ターゲットに正確に構える方法

    視線と胸の角度

    • 視線はターゲットに対して直立し、ブレがない。
    • 胸の角度は開きすぎず、体の正面がターゲットに対して平行(直角)になっている
    • 肘の高さを一定に保ち、セットアップ時の無駄な動きをなくす。
    エスダーツアンバサダープレイヤーより


    ターゲットに対してブレが少なく、正確なセットアップがしやすい。

    関係する筋肉

    • 僧帽筋 → 肩を安定させ、腕のセットアップをサポートしている。
    • 広背筋 → 背中を支え、スムーズなテイクバックを可能にしている。
    • 三角筋前部 → 肩の位置を保ち、腕の動作をスムーズにしている。

    リリースとフォロースルー:安定した投げ方を習得する

    指の離し方と回転の有無

    • 親指が自然に離れ、人差し指で方向をコントロールする。
    • 強い回転をかけるタイプではなく、安定したリリースを重視する。
    • リリース時の腕の軌道がターゲット方向に直線的。

    ✅ 浅指屈筋を適切に使い、握りすぎず軽く支える。
    リリース時に力を抜き、指を素早く開放する。
    バレルが手から自然に離れるようにしている

    関係する筋肉

    • 浅指屈筋 → 余計な力を入れずに、バレルを握っていた指を自然に開放させている。
    • 母指内転筋 → 親指の適切な動作をサポートしている。
    • 円回内筋 → 手首の回転を制御させている。

    フォロースルーの安定性

    • リリース後も腕をしっかりと前方に伸ばす。
    • 手首がターゲット方向へ自然に向く。
    • 体のブレが少なく、全体の動作が一貫している。

    関係する筋肉

    • 上腕二頭筋 → フォロースルーを滑らかにする。
    • 三角筋前部 → 腕を前方にスムーズに押し出す。
    • 脊柱起立筋 → 体幹を安定させる。

    後藤智弥プロになるには

    フォームの安定性を高める

    体の正面がターゲットに対して平行(直角)なスタンスを意識する
     • スタンスを安定させるために、体幹をしっかりと使う。
     • つま先重心を意識し、体が前後に揺れないようにする。

    セットアップを毎回同じにする
     • ターゲットを見つめる視線の位置を一定に保つ。
     • ダーツを構える高さや肘の位置を毎回同じにする。
     • セットアップ時の姿勢を動画で撮影し、ズレがないかチェックする。


    後藤プロのグリップを取り入れる

    「力を抜いたグリップ」を習得する
     • 強く握りすぎるとリリースが不安定になるので、軽く添えるような感覚を身につける。
     • リリース時に指をスムーズに離せるよう、グリップ圧を減らす練習をする。

    バレルの選び方も重要
     • グリップが安定しやすいリングカットや、余計な力をかけなくてもフィットする形状のバレルを選ぶ。

    テイクバックの動きを磨く

    肘の高さを一定に保つ

     • テイクバック時に肘が上下に動かないようにする。
     • 動画を撮影し、テイクバック時の肘のブレを確認する。
     • 肩をリラックスさせ、腕だけを動かすイメージでスローする。

    テイクバックは「直線的」に引く
     • 弧を描かず、できるだけまっすぐテイクバックする。
     • 腕の角度を一定にし、リリース時のズレをなくす。


    リリースの精度を上げる

    「スムーズなリリース」を身につける
     • 指先で無理に回転をかけるのではなく、自然にバレルが離れるようにする。
     • リリース時に力を抜き、ダーツを滑らせるようにする。

    リリース後のフォロースルーを意識する
     • リリース後も手がターゲット方向へまっすぐ伸びるようにする。
     • 投げ終わった後の腕の位置を一定に保つことで、投げる方向が安定する。

     

    これを参考に、後藤智弥プロのような「ブレのない精密なスロー」を手に入れましょう! 

    まとめ

    後藤智弥プロの投げ方は、力を抜きつつも正確なリリースを実現しています。

    特に グリップの力加減、スタンスの安定性、リリース時の余計な力の抜き方 は、非常に参考になります。

    彼のフォームを学ぶことで、 無駄な力を入れずに安定したスローを実現できるようになるでしょう。

     

    解析にあたっては、エスダーツチャンネル様、JAPAN PRODARTS様の動画を使用させていただきました。

    自己解析のため、誤っている箇所や解釈などもあるかとは思いますが、上達の一助になれば幸いです。

     

    この記事を参考に、取り入れられるものがあれば実践してみてください!

     

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    後藤智弥選手が使っているバレルとフライトはこちら(バレルはストレートタイプとなっています)

     

    これらの本は初心者の方も読みやすく、分かりやすく非常にお勧めですです

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    参考動画

    筆者の簡単なプロフィール

    ダーツ歴12年、PERFECTプロ歴3年。

    ダーツの技術やバレルの特徴を調べるのが楽しみです!

    実際に投げたバレルは400種類以上。(2022/3月現在)

    数多くのレッスン受講歴あり、イップス・グリップイップスという経験から自身でも身体について勉強しています。

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