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Harrows所属の小森麻理選手の新バレル、AURELIA2(オーレリア2)。
前作オーレリアは、指のハマリが良く、安定したグリップが可能な非常に人気の高いバレルでした。
今作は、どのようなバレルとなったのか気になるところです。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
AURELIA2(オーレリア2)のレビュー
基本スペック
全長2mm長く、最大径0.2mm太く、重量1.0g重く。
全体的に一回り大きくなったようなスペックです。
手の大きな男性もグリップしやすい長さになったと思います。
女性プレイヤーモデルですので、もちろん女性にもお勧めです。
重心は、前作同様に前重心となっています。
前重心だと勝手に飛んで行ってくれるような感じがありますね
イメージは前作と異なりますが、よく見ると似たところが出てきます。
アウトラインの変更
前作から、かなり形状変化が見られます。
色合いも相まってパキッとした印象があります。
前方の形状は、大きく変わりました。
バレルに指を当てたい方は、形状に注意してください。
鉛筆持ちのようなグリップでは気になりそうです。
指のフィット感が人気だった前作。
今作もその意思は引き継がれているように思えます。
親指を当てる位置は、5mm程度後方へ移動しました。
※親指の位置はグリップにより様々で、一例です。
R形状を採用していた前作と違い、今作はテーパーを採用しています。
Rはバレル形状と指の形が合うととても気持ちが良いのですが、そうでない場合はテーパーの方が扱いやすくなります。
前作の方が良かったという方と使いやすくなったという方が分かれそうです。
ストレート部は今作も健在です。
ストレート部分の径は6.4mmと前作から0.4mm太くなっています。
(自己計測のため、参考程度にお考え下さい。)
太くなり、グリップに安心感が増しましたね。
ストレート形状のグリップ部と段々と径をあげていくような形状で、全体的に薄いテーパーとなっています。
更に強力なカットへ
シャークカットと深めに掘られた縦カットで強いかかりを実現。
シャークカットの間に角を落としたカットを混ぜることで、適度な抜けの良さもありそうです。
縦カットがある事で直進性が出しやすい!
バレルエンドにもカットがあり、押しだすような感じで投げるにも良さそうです。
前作オーレリアもシャークカットを使用したバレルでしたが、カット幅が広くなり、縦カットが追加されたことで、より強いカットとなりました。
強い飛びが味わえるように感じます。
フロントカットは中指を置くのに良いですね。
カットが強すぎると感じる方は、少し削ってから使うのが良さそうです
形状は手前でリリースしたくなるバレルに見えましたが、カットまで見ると奥まで持っていってリリース事を意識されたように感じます。
カットのかかりが強い時は、奥でリリース。カットが弱くなってきたら、手前でリリース。そんな使い方も出来るかもしれません。
AURELIA2(オーレリア2)は、こんなバレル
- 前重心に強めのカットで、強い飛びが味わえる
- 親指の置き場が分かりやすい
- カットの摩耗度合いで2通りの使い方が可能
前作から一回り大きくしたスペックとなったAURELIA2(オーレリア2)。
強めのカットを採用し、前重心という比較的少なめの選択肢に投じられたバレルです。
ダーツハイブでは、限定カラーリング、限定セットも発売されるので、気になる方は早めにチェックしてください。