【鏡面加工】鏡面バレルになるまで素人が「磨く」を極める【ポリッシュ加工】

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    一部メーカーで発売されている鏡面加工のバレル。

     

    ポリッシュ加工とも呼ばれます。

     

    零-ZERO-、INSPIRE、コードメタル、グランツエディション。

     

    メーカーにより呼び方は様々ですが、「鏡面」の字がごとく鏡のように映りこむ程に磨かれたバレルがとても美しい。

     

    また、手に吸い尽くようなしっとりとした独特の手触りが最高です。

     

    私は、ノーグルーブバレルはスリップしてしまう事が多いのですが、鏡面加工されたバレルは投げる事が出来ます。

     

    同じ形状のバレルであっても、質感が違うだけで別物のバレルとなります。

     

     

    「鏡面加工」とは、普通に作るとどうしても出来てしまう素材の溝を細かく丁寧に磨くことでなくし、表面を滑らかにしていくものです。

     

    家具や食器、車などでも使われているので見たことがある方も少なくないと思います。

     

      

    職人が手作業で極限まで磨き上げたバレルの美しさは、もはや芸術品の域です。

     

     

    これを何とか自分で再現出来ないものか?

     

    今回、素人の私が「鏡面加工」にチャレンジしていきます!!

      

    どんな出来上がりになるのか非常に楽しみです。

     

    • 磨きを推奨するものではありません。
    • カットの削れ、バレルの形状や色合いの変化等がある可能性があります。
    • またコーティングされたバレルは、コーティングが剥がれます。
    • 行う際は、自己責任でお願いします。

      

    筆者の簡単なプロフィール

    ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。

     

    ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。

     

    実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)

     

    また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。

     

    目次

    鏡面化に使用するバレル

    今回磨きあげるバレルはこちら。

     

     

    10年前に購入したDMCのマーベリック。

     

    DMC製品の新品は、ピカピカとして非常に美しくテンションが上がってしまいます。

     

    DJO優勝時やプロ試験など、メインでは殆ど使っていなかったものの非常に思い入れのあるバレルです。

     

    化石のようになってしまったバレルでも、鏡の様に輝く美しさを手に入れる事が出来るのでしょうか?

     

    磨きたおす

    鏡面加工の詳しい方法は分かりません。

     

    職人が極限まで磨きこんだ。と商品紹介に記載されているので、とにかく磨いていきます。

      

     

    昔プラモデルを作った時の残りの紙やすりでひたすら磨いてみます。

     

    酸化も激しいので、粗いものから始めてみます。

     

    180番

     

    ポツポツと斑点のように酸化していたのが、少し綺麗になったような気がします。

     

    しかし、表面はガサガサの傷だらけになってしまいました。

     

    目をどんどん細かくしていきます。

     

    ~1000番

     

    だいぶ綺麗で滑らかになってきました。

     

    しかし、鏡面というには程遠い。

      

    ここまででも疲れました。諦めたい気持ちが芽生え始めています...

     

    1000番程度では、鏡面加工は出来ないという事が分かりました。

     

      

    綺麗にする程度であれば、ここで終わっても良いかもしれません。

     

    コンパウンド導入

    プラモデルでも、コンパウンドという液体研磨剤があったのを思い出しました。

     

     

    バレルは金属製品なので、車用のコンパウンドを使用していきます。

     

    9800には「鏡面」ではなく「超鏡面」と書いてあります。

     

    これは出来たも同然でしょう!!

     

    付属のスポンジにコンパウンドをつけて、無心で磨きこみます。

     

    とにかく磨いていく

     

    すごく綺麗になりました!!

     

    この仕上がりは、自分でも驚きです。

     

    接写するとこんな感じ。

     

     

    カメラレンズがほんのり映って、鏡面っぽくなっています!

     

    手触りは、ベタベタからスベスベに!!

     

    しかし、メーカーの鏡面仕様とは違うような...

     

    まだ磨きが足らないのでしょうか?

     

    最後の一押し

    一気に20000番まで上げ、磨きこみます。

     

     

     

     

    バレルへの映り込みがより綺麗になった気がします。

     

    少し丸みがかったような印象もありますね。

     

    とてもスベスベとした肌触りは気持ち良いものの、しっとり感はありません。

     

    ただ磨いただけでは難しいのかもしれません。

     

     

    職人と素人。知識や技術力が全然違います(泣

     

    素材の違いもありますね。

     

    まとめ

    今回の「素人がバレルを磨いて、鏡面バレルは出来上がるのか?」という実験では3点が確認出来ました。

     

    • 磨きこむことで、鏡のように映りこむ見た目になる。
    • 磨きこむことで、カットも肌触りもかなり滑らかになる。
    • 見た目は鏡面バレルに近いものになるものの、独特のしっとり感のある肌触りにはならない。

     

    触感の再現が出来ず残念ではありますが、バレルが綺麗になり、非常に嬉しいです! 

     

    根気のいる作業でした。また、結構腕が疲れます。

     

    慣れてくれば余計な時間も減り、もう少し効率が良くなる気がしますが、やはり職人クオリティは素晴らしい!

     

    皆さんも是非、職人の技術を体験してみて欲しいです。

     

     

    1本だけ綺麗なのもおかしいので、残り2本も気長に頑張ろうと思います。

     

    ではまたっ!

     

     

    職人の技が気になる方は、オンラインショップで検索してみてください。

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