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TARGETプレイヤーの「まよんぬ」こと「森田 真結子」選手モデル「MAYO G3」が、2021年7月17日に発売されます。
前作MAYO G2(2020/6/27発売)は、ダーツハイブの2020年年間売上ランキングで2位となる人気ぶりでした。
森田選手は、JAPAN2019年間ランキング55位。
JAPAN LADIES TOP8にも入ったこともある実力者です。
また可愛らしく、ダーツ雑誌で特集が組まれるほど人気のあるプレイヤーです。
しかし、バレル売り上げ年間2位獲得はプレイヤー人気だけでは難しいと思っています。
やはり投げやすい。使いやすい。と感じるユーザーが多いからこそのランキング結果だと私は考えています。
そんな人気のMAYO G2がどのように変更されたのか。
気になるMAYO G3を画像を見ながら分析していきます。
この記事を見れば、「MAYO G3」の特徴やどんなバレルなのか、「MAYO G2」からどう変更されたか分かるように説明していきます。
気になっている方も多いと思うこのバレル。 是非最後までご覧ください。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
MAYO G3のスペックと形状
まず、見た目。
カラーリングがすごくかっこ良くて目を惹きます!!
猫のデザインも可愛らしいです。
- 全長:41.0mm (前作から変更なし)
- 最大径:7.1mm (前作から変更なし)
- 重量18.0g (前作から変更なし)
- バレル単体重心位置:2021/7/2現在不明(前作:若干前重心)
前作MAYO G2からはスペックの変更は見られませんが、形状に若干の変更が見られます。
着色してある前方部分(チップ寄り)が以前のモデルよりすこし細くなりました!
森田選手Twitterより
私自身、画像確認したところ、確かにフロント部が細くなっていました。
途中でテーパー角が変わっている為、単純な比較は難しいですが、前作より緩やかな角度になったのが分かります。
前側が細くなったことで、若干重心が後ろに下がりセンター付近になったことが予測されます。
センター側に重心が寄り(仮定)、より多くのユーザーに使いやすくなるように感じています。
前重心のバレルは、早く最高速にのりますが、失速も早くなる傾向があります。
※ダーツの飛びにもよるので一概には言えません。
MAYO G3のアウトライン
MAYO G3のアウトライン(形状)です。
※数値等は全て、画像からの自己算出の為、参考程度にお考え下さい。
少し短め、ストレート及びストレートに近い箇所が長めで、バレルエンドに向けてキツめの角度を持ったバレルとなっています。
この特徴から、
- 短めのストレートバレルとしても使用可能
- バレルエンドのテーパーで押し出す事も可能
ただし、前述通りフロント部分が細くなり、前作よりもストレート部分が短くなっている点には注意です。
前側に指を置いていた方は、太さに注意して欲しいポイントです。
後方部のアウトラインに変更は見られませんでした。
若干のカットや配置位置に変更はあれど、前作を使っていた方は違和感なく使えるものと考えています。
MAYO G3のグリップエリア
- ストレートとして使いたい場合は、Φ7.1mmのシャークカット部が約11mm
- 前方のリングカットまで含めるとのΦ7.1mmストレート部が約14mm程度
- テーパーで押し出す事も可能な約8mmのグリップエリア
41mmという全長で22mmという半分近いグリップ可能なエリアです。
かなりグリップ幅が広いバレルと考えられます。
重心位置(予想)から、おそらくストレート部をメインに使う方が多いと考えていますが、押し出すプレイヤーにも十分なグリップゾーンがあると考えられます。
森田選手のグリップ
実際に森田選手のグリップ位置を見てみます。(バレルがMAYO G2の点には注意してください)
中指と薬指でチップを挟み、親指をストレート部に当て、人差し指をバレルエンドのテーパーに合わせているグリップとなっています。
動画でも、テイクバック時に大きく手の形が変化していないこともから、基本的には逆手から持ち替え、セットアップ時に軽く調整をし、そのまま投げるスタイルである事が伺えます。
重心を前に持って行く事は中々難しいですが、少し重心位置が少し合わないな。と感じる方は、セッティングで重心を変更する事で持ちやすい位置に調整する方法もあります。
MAYO G3のカット
前作でも好評だったカットは基本的に受け継がれています。
キツすぎないシャークカットでしっかりと力を伝えてくれる印象です。
MAYO G3のカット構成
フロント部分は基本的には、飾りカット軽い滑り止め程度の役割だと考えております。
メインは面取り加工をしたシャークカットで、前作でもとても評価が高かったカットです。
森田選手がシャークカットが好みとのことで、シャークカットの弱点を補うようなカットとなっています。
力を載せやすいという特徴を生かしつつ、リリースで抜けやすく、カットが長持ちしやすいというようなカットをメインカットとして採用しています。
シャークカットの違い
今回、個人的に気になっている点。
赤ラインは通常のカットなのですが、青部分は少しえぐれたような形状をしています。
微々たるものではあるのですが、交互に配置することで、指がカットにハマりやすくなり、より力が伝わりやすくなることが期待できるのではないかと予想しています。
ドットカットの導入
前作MAYO G2では、グルーブイングルーブを採用していました。
これは、記事欄最後の関連動画にもあげておきますが、ご本人が飾りカットだと仰っていました。
今作では、見た目にも特徴的なのは、ドットカットを導入しています。
とても色合いが綺麗に仕上がって見えます。
ピンドット、ポルカドット、コインドット、三種のドットをあしらいヴィジュアルを刷新。
TARGET 公式説明文より
恐らく円の大きさで名称が違うのではないかと予想しているのですが、名前が多くて正直分かり難いです。
見た目はとても鮮やかで綺麗ですが、溝の深さから前作のグルーブイングルーブ同様、基本は飾りカットと考えて良いと考えています。
特にこのドットカットが引っかかるというような心配はないと予想しています。
まとめ
今回考察したMAYO G3の特徴は、6点
- 人気の高かった前作をベースにされており、前作使用者が移行しやすい
- 長すぎず、太すぎずで2パターンの使い方が可能
- 比較的力が乗りやすいカットの為、初心者や女性等飛ばす事が苦手な方にもお勧めしやすい
- カラーリングがカッコイイ!
バレル全長が短めの為、手の大きい方や、グリップの感覚が広い方にはお勧めしにくいバレルとなっています。
MAYO G3は、リリースインパクトは手前側の方にお勧めしたいバレルの1つとなります。
また、適正なリリースインパクトを作り出すには、体幹主導での動きが重要となります。
今回は、大注目のMAYO G3をご紹介致しました。
森田選手フライトも絶賛発売中です。
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それでは!
関連動画
MAYO G2のご本人レビュー