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はじめに
ダーツ界の若き才能、林雄太選手のシグネチャーモデル『SIRIUS G3(シリウスG3) MAX』が登場。
大好評を博したSIRIUS G3(シリウスG3)をベースに林雄太選手が細部をさらに見直しさらなる完成度を追求。
本記事では、物理学や解剖学の視点を交え、彼の卓越した技術と経験が詰まったこのバレルの魅力を徹底解剖します。
筆者の簡単なプロフィール
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴12年、PERFECTプロ歴3年。
ダーツの技術やバレルの特徴を調べるのが楽しみです!
実際に投げたバレルは400種類以上。(2022/3月現在)
数多くのレッスン受講歴あり、イップス・グリップイップスという経験から自身でも身体について勉強しています。
林雄太選手のプロフィールと輝かしい戦績
プロフィールとキャリア
林雄太選手は、JAPANツアーで活躍するトッププレイヤーです。
プロフィール情報
- 生年月日: 1998年4月3日(26歳)
- 出身地: 京都府(現在は奈良県在住)
- 利き腕: 右投げ
- ダーツ歴: 約16年(10歳頃に競技を開始)
最近の戦績(直近の大会結果・ランキング)
林雄太選手は近年目覚ましい活躍を見せており、2024年8月開催の「SUPER DARTS 2025 QUALIFIER TOKYO」で優勝し、2025年秋開催予定の世界大会「SUPER DARTS 2025」出場権を獲得しました!
また、ソフトダーツプロツアー「JAPAN」の2024年シーズンでは、STAGE 15(広島)で3位入賞、STAGE17(京都)、STAGE16(大阪)9位、と複数の大会で上位進出を果たし、年間ランキング16位です(2024年3月上旬現在)
2019年にはJAPANツアーのSTAGE 11(愛知)で準優勝し、一躍注目を集めました
過去の経歴
- 2017年: 19歳でプロデビュー。高校卒業後にプロとなり、プロツアーに参戦。
- 高校卒業後には腕を磨くため香港に渡り、技術とメンタルを大きく向上させました
- 2019年: SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPANのSTAGE 11(愛知)で準優勝!初めてツアーで決勝進出を果たしました。同年STAGE 8(福岡)で初のベスト16入りを経験するなど、若手ながら頭角を現しました。
- 2023年: 世界大会シリーズ「THE WORLD 2023」マレーシアステージにて決勝進出。惜しくも優勝は逃したものの準優勝という好成績を収め、国際大会でもその実力を示しました。
- 2024年: 8月に前述のSUPER DARTS 2025(世界大会)予選で優勝し、自身初となるソフトダーツ界の大舞台SUPER DARTS出場を決めました。
林選手はユース(ジュニア)出身のプレイヤーであり、実妹の林桃加選手もプロとして活躍していることでも知られています。
両親が営むダーツバーで腕を磨いた幼少期からの経験が現在の活躍につながっているそうです。
林選手の詳細なプロフィールは、SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPANの公式サイトをご参照ください!
林雄太選手の投げ方の特徴
解剖学的、科学的な視点も含めながら、林選手のフォームを見ると、以下のような特徴を感じます。

- テイクバック
- テイクバック時に肘を支点にして、前腕をスムーズに引いている。
- 肘の位置をキープすることで、リリースポイントが安定する。
- 肘を支点にして動かしすぎないことで、コントロールを向上させる 効果があります。
- リリース
- 手首のスナップを適切に使いながら、前腕の回内(プロネーション)と指の開放をスムーズに行っている。
- 指の開放(リリース)のタイミングが非常に正確で、ダーツの軌道がブレないですね!
- フォロースルー
- 腕全体をリラックスさせ、リリース後も自然に振り抜く。
- フォロースルーが止まってしまうと「ダーツが押し出されずに失速」する可能性があるので、適度に振り抜くことがお勧めです!
SIRIUS G3(シリウスG3) MAXのスペックと使用感を徹底レビュー
基本スペック
項目 | スペック |
---|---|
重量 | 21.5g |
全長 | 51.0mm |
最大径 | 6.8mm |

デザイン・形状の特徴
- 縦カットが入っている部分で、やや窪んだ形状をしている
- 様々なリングカットを多用した複合カットを採用
- バレルが長めなため、直線的な飛びを維持しやすい
- 21.5gと重めのバレルで、適度な慣性モーメントを持つため、直線的な飛びを作りやすい傾向があり
カットとグリップ感
カットの種類と指かかり
カットの種類 | 指掛かりの強さ |
リングカット(前方) | スムーズなリリース |
縦カット+リングカット(中央) | グリップ調整がしやすい |
リングカット(後方) | 強いグリップと安定感 |
- 後方のリングカットがしっかりと指にフィットし、グリップの安定性が高い。
SIRIUS G3(シリウスG3) とSIRIUS G3(シリウスG3)MAXの比較

スペックの違い
モデル | SIRIUS G3 | SIRIUS G3 MAX |
---|
全長 | 51.0mm | 51.0mm |
最大径 | 6.8mm | 6.8mm |
重量 | 19.0g | 21.5g |
カットの特徴 | ローレットカット(前方)+リングカット+縦カット | リングカット+縦カット+太いリングエリア |
使用感の違いとお勧めのプレイヤー
- リリースのスムーズさ
- SIRIUS G3(シリウスG3) は前方のローレットカットがリリース時の抵抗を抑え、スムーズな手離れをサポート。
- SIRIUS G3(シリウスG3)MAX は前方がリングカットになり、リリース時の掛かりがわずかに増し、手離れの感触が変わる。
- SIRIUS G3(シリウスG3) MAXは、重く、直線的な飛びを作りやすいため、押し出すプレイヤーによりお勧め!
- SIRIUS G3(シリウスG3)は、MAXよりもやや軽量で、スナップ型のプレイヤーによりお勧め!
スナップと腕の押し出し両方を活用する投げ方のプレイヤーは、好みで選んで良いと感じました!
※「スナップ型のプレイヤー」は、リリース時に手首を強めに返して、指先の動きを活かしてダーツを飛ばすタイプをそう呼んでいます
SIRIUS G3(シリウスG3)レビューまとめ
前作のレビューも参考にしてください!

実際の使用感、良かった点
- グリップの安定感:バレル中央の段差(くぼみ)のおかげで毎回同じ位置を握りやすく、グリップの再現性が高い。
- 飛びの直線性:ストレート気味の飛びで、狙ったラインに安定して飛ばせる。
- リリースのスムーズさ:指離れが良い。不要な回転がかかりにくく、自然なスローが可能。
- 手離れの良さ:強めのグリップでもスムーズに抜ける。
- 安定した飛行:力をしっかり伝えられ、無駄なブレが少ない。
- 幅広いプレイヤー層に適応:ストレートバレル初心者でも扱いやすく、上級者も満足できる設計。
改善してほしい点
- リリース時の感触:段差のフィット感が強く、リリース時にわずかに引っかかりを感じる。
SIRIUS G3(シリウスG3) MAXのメリット・デメリット
メリット
✅ グリップ位置を再現しやすく、毎回安定したスローが可能
✅ 重さがあり、直線的な飛びを作りやすい
✅ 押し出し型・バランス型の投げ方のプレイヤーに最適な重さ
✅ 細めの径で、手が細い人でも握りやすく、不要な力みを抑え、リリースがスムーズになりやすい。
デメリット
❌ 重量があるため、軽めのバレルに慣れている人には不向き
❌ 6.8mmの最大径で、太めのバレルを好むプレイヤーは不安を感じる可能性がある
❌ グリップに迷わない工夫はされているが、ロングバレルのためグリップ位置が分かりにくい可能性がある
まとめ
SIRIUS G3(シリウスG3) MAXは、林雄太選手の精密なスローを支える高性能バレルです。
まとめると
- グリップ力とリリースのバランスが良いバレル
- 安定した直線的な飛びを求めるプレイヤー
- 押し出し型のプレイヤーに特にお勧め

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