当ブログでは、アフィリエイト広告を使用しており、記事内に広告が含まれる場合があります。
one80所属、小森麻理プロモデル「MOON JELLY」
小森麻理選手がone80に移籍してからの初モデル。
このバレルは、気になっている方も多いはず。
MOON JELLYは、どのようなバレルなのかを画像から考察していきます。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴11年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは400種類以上。(2022/3月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
バレルのスペック
MOON JELLY(ムーンジェリー)のスペックは以下の通り。
- 全長:40.0mm
- 最大径:7.4mm
- 重量:17.0g
- 材質:タングステン90%
18.5gモデルも販売されていますが、今回は17.0gを見ていきます。
バレルの特徴
デザイン
小森選手のイメージカラーでもあるブルーのコーティングが、目を惹きます。
このコーティングは、カットなどの溝に施されているため、バレル同士がぶつかっても長い期間楽しむ事が出来ます。
また、フロントにデザインされたクラゲは、小森選手のトレードマークになります。
バレルに刻まれるようにデザインされているため、削れてなくなる事がなく、こちらも長く楽しむ事が出来ます。
コーティングが少し剥がれてきた味のあるバレルも素敵ですが、美しさを長く楽しめるのは非常に嬉しい要素です。
アウトライン
アウトラインに注目すると、真ん中にテーパーがあり、後方がストレート形状を採用しています。
※数値は自己測定となります。
このテーパーは親指がフィットするように置かれており、小森選手の前々作にあたる「AURELIA」を彷彿とさせます。
このように親指がフィットするようなバレルは、特に親指を伸ばしてグリップするプレイヤーにお勧めです。
形状が合えば、親指を曲げるプレイヤーでも勿論問題ありません。
ほぼストレートの部分は、途中からほんの僅かにテーパーが入っているように見ることが出来ます。
感覚的にはストレートと言って差し支えないと思いますが、かなりの微調整をされたものではないかと推測されます。
「AURELIA」が最大径7.2mmだったのに対し、今作「MOON JELLY」は最大径7.4mmと太めになっています。
太めのシェイプで力強くなった印象があります。
MOON JELLYは、オーレリアをベースにオーレリア2の太さやカットを合わせたようにも感じます。
カット
MOON JELLY(ムーンジェリー)は、メインカットに2種類のリングカットを採用。
やや広め、やや深めのリングカットで、しっかりとしたグリップ感があります。
癖が少ないカットで多くの方が使いやすくなっています。
逆シャークカットは、テイクバック時のバレルの安定性向上によく働く事が期待出来ます。
テイクバックでは”脱力”と言われますが、バレルが指から落ちるような怖さがある方は、このような工夫があるバレルを触ってみるのもお勧めです。
グリップ感・投げ感
親指を置く位置がわかりやすく、自然と人差し指の位置も決まるように感じます。
逆シャークカットに人差し指が届かないとしても、ストレート形状なので、どこに来ても安心です。
ストレート部は、6.8mmの太さがあるので細さを感じることも少ないでしょう。
またフロントのシャークカットは、テーパーの角度に対し、少し出っ張っています。
中指を置くのに「ここだよ」とバレルが教えてくれるような工夫がされています。
バレル中心よりも1.3mm前に重心がある「MOON JELLY」。
前重心のバレルらしい、ボードに勢いよく入っていく感じで投げることが期待出来ます。
奥の方でダーツが伸びるような感覚が欲しい方に、特にお勧めではないでしょうか?
お勧めの人
「MOON JELLY」は、以下のようなプレイヤーに特にお勧めです。
- 前重心のバレルが好き
- 親指がフィットするようなバレルが好き
- グリップ位置が分かりやすいバレルが好き
- テイクバックで力を抜くと、バレルが落ちてしまうような恐怖感がある
- 小森選手のファン
昔ながらのバレル形状に最近のアレンジを加えたようにも感じる「MOON JELLY」
小森選手のこだわりが詰まったこのモデルを、是非一度試してみてはいかがでしょうか?
この記事が参考になった。良かったという方は各種SNSでフォローやコメント、拡散お願いします!
それでは!