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自分のダーツの重心位置を理解しているでしょうか?
ダーツの重心を調べるには、指にダーツをのせてバランスを取るのが一般的です。
しかし、この方法は2つの欠点があります。
- 曖昧な重心位置しか分からない
- ダーツが指から落下し傷ついてしまう可能性がある
今回は、”ダーツの重心位置が一目で分かる”というキャッチフレーズ
TARGETから発売された「Centre of Gravity Tool(CoG)」を使ってみます。
どんな商品なのでしょうか?
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴11年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは400種類以上。(2022/3月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
重心の重要性
物体の重心は、飛行にどのような影響があるのでしょうか?
飛行機では非常にシビアに重心位置を決めており、乗客や荷物の容量や位置を調整しています。
重心をしっかりと調整しないと最悪の場合、墜落の可能性もあるという、恐ろしいですね。
紙飛行機でも、遠くに飛ばすには重心の位置が重要になってきます。
ダーツで墜落という事はありませんが、重心は重要な要素の1つで、ダーツの飛び方やグリップの感覚に影響を与えます。
効率的にダーツを飛ばすには、重心の少し後ろをグリップし力を加える事です。
またバレルを選ぶ際は、重心位置の後ろや自分のグリップ位置にカットがあることに注目するのがお勧めです。
ダーツでは、イメージにあった軌道実現とグリップ位置の決定。
2つのために重心が大切となります。
ダーツの重心は、シャフトやフライトで大きく動かす事が出来ます。
あなたは自分のダーツの重心を理解していますか?
CENTRE OF GRAVITY TOOLの使い方
使い方は非常に簡単です。
- レールの後ろ側についているアジャスターを使用し、水平になるよう調整する。
- ダーツを乗せてメモリが水平になるよう位置を調整。
- 水平になった時点で目盛りのセンター矢印部分が重心位置となります。
実測
早速ダーツの重心を調べてみましょう。
使用ダーツ:DMCバトラスシリーズ「マーベリック」+プレミアムリップポイントNo5+コンドルAXEスモールM
バトラスは、バレルを2分割することが出来るバレルです。
2分割出来る事で、前側と後ろ側の素材(金属)を変える事が出来ます。
また、後方側の長さが違うパーツも販売されており、まさに重心を操る事が可能なシリーズとなっています!
1.タングステン+タングステン
2.ステンレス+タングステン
▲の位置がズレているのが分かりますでしょうか?
前方をステンレス素材にすることで2mm後方へ重心が移動しています。
このように非常に簡単にダーツの重心を調べる事が出来ました。
参考:重心の違いによるダーツの飛び方
一例ですが、重心の違いによるダーツの飛び方についてです。
前重心は、ボードの近くで勢いがついて伸びる感覚があります。
一方でダーツに力が伝わってないとボード前で失速し、イメージより落ちる感覚があります。
後ろ重心は、テイクバックでのダーツの角度がつけやすく、一般的に言われる綺麗な飛びになりやすいです。
前重心よりもダーツの軌道の放物線が高くなる傾向があります。
ダーツにおいては、どちらが良い・悪いという事はなく、好みの範囲内と捉えて差し支えありません。
CENTRE OF GRAVITY TOOLは買いなのか?
正直、高いなと言うのが感想です。
非常に便利なツールですが、約3,000円と個人で持つには使用頻度が少ない割に高額な商品です。
セッティングにとことん拘りたい。グッズが大好きという方以外は手を出しにくい。
一方でショップやバー等にあると非常にありがたいツールだと感じました。
シャフトやフライトを試せる場所はありますが、CENTRE OF GRAVITY TOOLと合わせることで、より好みのセッティングを探しやすくなると思います。
視覚的に非常に分かりやすいので、ダーツ初心者の方も納得感を持ちつつセッティング選びが出来るのではないでしょうか?
今回は、TARGETから発売された「CENTRE OF GRAVITY TOOL」をご紹介しました。
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それでは!