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ダーツスタンドの種類が色々あって悩んでませんか?
家にダーツボードを設置するのに必要なダーツスタンドですが、一口にダーツスタンドと言っても様々あります。
これまで数種類のダーツスタンドを使用してきた私が、それぞれの特徴とどんな人に合うかを紹介していきます。
ダーツを家に設置したいと考えている方は是非参考にしてください。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴11年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは400種類以上。(2022/3月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
自立型ダーツスタンド
一番定番とも言える自立型ダーツスタンド。
4本脚の安定した土台とボードの下に収納スペースがあるのが特徴です。
自立型のダーツスタンドがお勧めな方は、こんな方。
- ダーツボードを片付ける必要がない
- フローリングを少しでも保護したい
- 収納がほしい
ダーツボードの下に板があるので、ダーツが弾かれたり、落ちた際に床を守ってくれます。
床が傷つくのは嫌ですよね。
賃貸では退去する際に困る事があるので、床が傷つきにくいのは嬉しいポイントです。
ダーツを置ける穴もついているので、練習の後はスタンドにダーツを置いておくことが出来るのも便利です。
壁とも天井とも接点がないので振動が響きにくいのもメリットです。
デメリットは以下の4つ。
- ダーツ場所を作る必要あり
- 移動させにくい
- 存在感がある
- 高価である
ダーツボードを片付ける必要がない方にお勧めと書きましたが、いざ移動させようと思うと少し面倒です。
また、しっかりしている反面、部屋での存在感があります。
ダーツの頻度が少ない方やご家族と共用の場所に設置する場合には、お勧めし難いものとなります。
また、ダーツスタンドの中では高価な部類です。
がっつり家でダーツをしたい方にお勧めのダーツスタンドです。
折り畳み自立型ダーツスタンド
自立スタンド型の中でも、折り畳むことが可能な商品です。
スタンド下の収納が必要ない方にお勧めの商品。
- たまにダーツスタンドを片付けたい
- スッキリした見た目が好き
スタンド下の収納がないので見た目がスッキリして見えます。
上記のスタンド同様にダーツをしまう事も出来ます。
脚を折り畳む事が出来るため、スタンドをしまう事も可能です。
デメリットは以下の2つ。
- 収納が意外と面倒
- 脚があるのをたまに忘れてしまう
商品説明では、簡単に折り畳み可能なように見えてしまうのですが、意外と面倒です。
両脚についてるボルトを外さないといけない。本体重量が結構ある。
日々しまう事を前提に購入しましたが、面倒で殆どしまったことがありません。
また、スッキリ見えるのに床面の脚はしっかりしています。
脚がしっかりしているのでグラつきにくいのはメリットですが、投げたダーツを取りに行く際に、ついスタンドに脚があるのを忘れてしまいます。
うっかり踏んでしまうと意外と痛いです。
がっつりダーツはするけど、たまにしまえると良い。なるべくスッキリした物が欲しい方にお勧めのダーツスタンドです。
ポール型ダーツスタンド
床と天井で突っ張るポール型ダーツスタンドです。
非常にスッキリとダーツボードを設置することが出来る商品。
メリットは以下の3つ。
- スッキリした見た目が好き
- ダーツボードを片付ける必要がない
- 安価なダーツスタンドが欲しい
ダーツライブホーム(ダーツライブ200S)やグランボード3Sなどの電子ダーツボードは、スマートフォンやタブレットを使用しますが、それを置く事が出来るのが嬉しいポイント。
ダーツスタンドの中で安価なのもメリットです。
固定式のスタンドの中では、比較的容易に設置する事が可能です。
デメリットは以下の4つです。
- 天井が高いと突っ張りが長くなり、グラつく可能性がある
- 梁があった方が良い
- 床と天井に設置している為、振動音に注意
- ボードが回ってしまう
ポール型は、天井までの高さがあると設置する事が出来ません。(ダーツライブポールスタンドでは、2.7mまで)
また、設置出来ても天井まで高さがあるとしっかり突っ張れず、グラついてしまう可能性があります。
バネが入っているなどで改善されている商品もありますが、しっかりと設置する為には、天井に梁があった方が良いでしょう。
梁がない場合にキツく設置してしまうと、天井を破損させてしまう恐れがあります。
また、天井や床からダーツボードに刺さった時の振動が隣室に伝わってしまう可能性があります。
私は、天井と床の設置部分に防振パッドを挟むようにしています。
そしてポール型の宿命として、ボードが左右に回りがちなのは気を付けたいところです。
デメリットも多いですが、私は見た目が一番好きなタイプです。
持ち運び型ダーツスタンド
非常に軽量でどこにでも持ち運べるダーツスタンド。
- 普段はあまりダーツをしない
- 日常からスタンドやボードを片付ける必要がある
- 子供ともダーツで遊びたい
- 外出先で使う機会がある
簡易的ですが、しっかりとしたダーツスタンドです。
軽くて工程も少ないので、非力な方1人でも簡単に作業が行えます。
そのため、スタンドを置きっぱなしに出来ない方にお勧めです。
また、他のダーツスタンドと違い、ダーツボードを低めに設置するのが容易です。
まだ背の低いお子さんには、173cmのブルは非常に高く、無理して投げていると身体を壊してしまう可能性があります。
お子さんの成長に合わせてボードの位置が変えられるのは魅力的です。
デメリットは以下の2つ。
- 脚元は結構広さが必要
- 壁にベタ付けはできない
3つの脚でしっかりとした土台ですが、その分少し大きめに脚が広がります。
スタンド型よりも広い場所が必要です。
また、脚が広がる都合上、壁にピッタリと設置する事が出来ず、30cm程度の空間が必要となります。
必要となる足元の広さが最大のデメリットと言えるでしょう。
ベルト式ダーツスタンド
「スタンド」と言えるかは分かりませんが、ドアなどにボードが設置出来る商品です。
ダーツをプレイするのには距離が必要です。
しかし、廊下しか距離が取れない。部屋のドア付近しか距離が取れない。などという方にお勧めの商品。
- ドア等に簡単に設置したい
- 天気の良い日にはベランダや庭、外でもダーツがしたい
- 安価にダーツボードを設置したい
ベルトは縦だけでなく、横にも使用する事が出来るので、発想次第で様々な所にダーツボードが設置出来そうです。
また、4,000円をきる価格で非常に安価なのは、大きなメリットでしょう。
ドアなど家財に設置する場合はアウトボードで傷をつけないように気をつけてください。
スライド式のドアは上下のレールで設置が困難な場合があります。
安くダーツスタンドを作りたい。
これまでダーツスタンドとして販売されている商品を紹介してきました。
しかし、どれも高性能な代わりに高価です。
ダーツボードが高いので、スタンドは安く済ませたいという方も居るのではないでしょうか。
そんな方には2つの方法をご紹介します。
突っ張りパーテーション
安価な物は3,000円台から購入可能です。
基本的な使用方法はポール型と一緒で、床と天井に突っ張ります。
2本あるポールの間にあるネットに木材を結束バンドなどでくっつけ、ブラケットを使用してダーツボードを設置します。
ネットには、フライトや小物類なども引っ掛ける事が出来るため、利便性が高いです。
ただし、ネットがガシャガシャと動いてしまい音がしてしまう物もあります。
段ボールの端を挟んだり、結束バンドできつく締めるなどする事で対応することが出来ます。
この方法であれば、安ければ4,000~5,000円程度でスタンドを用意することが出来ます。
木材を突っ張る
DIYでも注目されている「ディアウォール」などを使用する方法です。
ホームセンターでは、2m程度の木材を数百円で購入する事が出来ます。
木材に突っ張るための商品を取り付け天井と床で突っ張り、ブラケットを取り付ければダーツスタンドの完成です。
天井までの高さをしっかりと測る必要はありますが、非常に安価に作成することが出来ます。
また、他のポール型と違い、木材の温かみを感じる事が出来るのも素敵ですね。
木材は中々の重さなので、車で運ぶのがお勧めです。
免許書がなく、ホームセンターの車両レンタルを使用出来ない場合はお勧めし難くなります。
車に乗せられない長さの場合は、短く切って「中間ジョイント」を使う事も可能。
ネットでも木材を購入する事は可能ですが、送料がかかってしまうのが辛いところです。
今回は様々なダーツスタンドの紹介をしました。
皆さんの家や用途に合うベストなダーツスタンドを見つける参考になれば嬉しいです!
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それでは!