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ダーツでは、体重移動が重要と言われます。
体重移動を上手く使う事でダーツに力を加え、ターゲットを狙っていきます。
もし、体重移動が上手く使えないと腕や指だけの力に頼る投げ方となります。
ダーツはスローラインからターゲットまでの距離が短いため、ある程度成長した人間であれば、ダーツがターゲットに届かないということはありません。
しかし、細かい筋肉を意図的に使う動作は誤りが生じやすく、可能な限り大きな”モノ”で出力を生み出すことが良いです。
そうする事で疲れにくく、同じ動作がしやすく、フォームが固まりやすくなります。
フォームが固まっていけばダーツ上達に繋がっていきます!
今回は、身体の大きい部分で出力を生み出す「体重移動」の方法をお伝えします。
体重移動が上手く出来ない。
ダーツに上手く力が伝わらない。
中々レーティングが上がらない。
そんな方の参考になる内容となっていますので、最後までご覧ください。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴11年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、オープンにされている知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは400種類以上。(2022/3月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験があります。
自身でも身体について勉強しており、武道や他スポーツ、ヨガ、ピラティス等の考えも取り入れ、怪我をしない、ダーツをしながら身体を整える。上達と同時に健康な身体を作ることを考えています。
体重移動とは
体重移動とは、体そのものを動かし、重さの位置が移動すること です。
大げさなダーツの投げ方では、始めに後ろ足に体重をのせ、スローと同時に前足に体重をのせるような方法です。
ヤジロベーをイメージしてもらうと良いのではないでしょうか。
体重70kgの方で右足と左足の体重比率が8:2の例で言えば、 右足に56kg、左足に14kgで構えます。
そして、投げる際に右足に70kg、左足に0kgというように体重のかけ方が変わる事となります。
ダーツにパワーが伝わらず、イップス気味の方の治し方としてこの方法はありだと思い、以前にも紹介させて頂きました。
慣れていく事でこの動きをなるべく小さくし、ダーツを飛ばしていく事が上達に必要となります。
前述したようにダーツの距離はさほど遠くないため、そこまで大きな動きは必要ではありません。
身体の中心を使う
体重移動を上手く、最小限の動きにするには、身体の中心を使う事が必要です。
身体の中心には、とても大きなパワーがあります。
何かを受け止める時、腕だけでは受け止められなくても、身体全体であれば受け止める事が出来ます。
私は卓球をしていましたが、相手が厳しいコースに打ってきても”足からボールを取りに行く”そんな指導をされました。
腕だけで打ち返しては、相手のボールの威力に負けてしまいます。
例え返す事が出来たとしても相手にチャンスボールを与えてしまう可能性があるからです。
体勢も崩れてしまい、次の相手の攻撃に万全な状態で返す事が難しくなります。
しっかりと球の速度に追いつき、身体全体で打ち返す。これが非常に重要と言われてきました。
話が少しズレましたが、ダーツでも身体の中心のパワーを使う事が大切だと考えています。
ダーツで身体の中心を使うには、身体の中心をターゲットに向けて動作をする事です。
走る時でも、頭も体も腕も前に向かってエネルギーを使っているでしょう。
ダーツにおいても同じ事が言えます。
身体の中心のパワーをターゲットに向ける事で、結果として腕が前に出て、ダーツが手から離れていく。
これは、体幹を使ってダーツを投げると同じ意味となります。
利き手ではない方が大事
投げる方の腕をしっかりとターゲットに向けているという方は多いと思います。
それにプラスして、身体をターゲットに向けていけば良いのかと言えば、それだけでは足りません。
何故、利き手と身体の中心だけをターゲットに向けていくのではダメなのか?
身体が回転して、力が抜けてしまうからです。
利き手ではない方が、”前ではなく後ろにパワーを逃がしてしまう。”と言っても良いと思います。
しっかりと身体の中心のパワーを向けるには、利き手ではない腕もしっかりとターゲットに向けていく事が重要となります。
利き手じゃない方もターゲットに向ける
この記事を読んで頂いている方は、まだまだダーツが伸び盛りの方が多数だと思います。
投げる方の腕は意識したことがあるけど、そうでない方の腕はなんとなく置いていた。4スタンスで言われる位置に置いていたという方が居るのではないでしょうか。
置き場所は自分がしっくりくる位置で構いません。
構えた後にダーツを投げる方じゃない腕を後方から押されるイメージ。をしてみましょう。
この力を使って身体の中心をターゲットに向かわせていく。
そうする事で、ダーツを構えている腕が自然と前に出る(倒れる)。
なんとなくイメージが掴めたら、ダーツを投げる方じゃない腕を身体に密着させてみましょう。
こうすることで腕と胴が一つの塊となります。
身体の真ん中をターゲットに向けていけば、利き手じゃない方の腕もターゲットに向いていきます。
左手の感覚は残したままで。と言って伝わる方もいるかもしれません。
私の感覚では、この時は胴の中の体重が移動しているような感覚です。
これが体重移動の力を使う事であり、体幹でダーツを投げる事に繋がっていきます。
グラつかないスタンス
後方から押されるようにして前に力を出す。このように説明をしました。
しかし、この方法はスローラインから出てしまうかもしれません。
毎回それでは困ってしまいますね。
そこでしっかりとしたスタンスを取る必要が出てきます。
体幹を司る筋肉は、身体の背中側についています。
これを上手く使っていきましょう。
当ブログでは、身体の使い方について何度か書いていますが、ヨガの考え方を取り入れてみます。
ヨガでは、息を吸う時に身体を上に伸ばすように書かれています。
身体を上に伸ばすと言うと、上半身だけを伸ばしてしまう方がいますが、足・膝からしっかりと上に伸ばしていきましょう。
息を吸いながら、足から頭をしっかりと伸ばしていきます。
この時の呼吸は、胸式呼吸で行った方が身体がアクティブになるので良いでしょう。
そして、ここからは少し難しいかもしれません。
上に伸ばしていくだけでは、腰が反ってしまい体幹が抜けてしまいます。
そこで、尾骨を巻いてあげる。おしりの穴を閉めてあげる。
イメージや言い方は様々あると思いますが、足の裏側の筋肉や踵は地面に刺すように。
下方向にも力を向かわせることが大切です。
私の感覚では、身体の前の筋肉は上方向、後ろの筋肉は下方向という感じです。
何言ってるのか良く分かりません。という方、大勢いらっしゃるかもしれません。
しかし、まず意識をしてみて欲しいと思います。
楽に立つ。という言葉を聞く事がありますが、最初は楽ではないかもしれません。
使っていなかった筋肉を使うため、立つだけで辛いという方もいるでしょう。
しかし最終的には、骨で立つ。体幹を使っている。ということに繋がり、結果楽に立つとなってきます。
しっかりしたスタンスが出来てくると、前側に出力を出した際にしっかりとその場でこらえる事ができる。
体幹が伸び上がったり、縮まる事で、出力がしっかり出せる事が出来る事に繋がっていくと考えています。
まとめ
今回は、ダーツに力を伝える方法の一例をご紹介しました。
- 体の真ん中をターゲットに向けていく。
- 投げる方じゃない方の腕も意識する。
- しっかりとしたスタンスを取ろう
- 楽な姿勢は楽じゃない
身体の感覚的な部分もあり難しい部分もあったかと思いますが、参考になる部分が嬉しいです。
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それでは!