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TARGET所属、 西谷譲二選手のバレル第二弾「RAPTOR(ラプター )G2」。
このラプターG2をベースにし、購入しやすい価格としたRAPTOR(ラプター )G2 80。
RAPTOR(ラプター )G2 80は、西谷選手もプロツアーで使えるようにと制作されたモデルです。
RAPTOR G2のスペックをベースにした80%タングステンバレル。
プロツアーでも使用できる「第三の武器」と自信を持って完成させた。
徹底的に無駄を省き、シンプルな設計にすることで、
試合で必要なダーツの『反応』や『感覚』をフィードバックしやすくした実戦型バレル。
商品説明文より
プロツアーでも使われている実践的なバレルが、7000円以下で購入出来るのは大変嬉しい!
今回はこのRAPTOR(ラプター )G2 80をレビューしていきます。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
RAPTOR(ラプター )G2 80 のレビュー
基本スペック
扱いやすい全長のストレートバレルです。
オリジナルとの違いは重量。
素材がタングステン80%となったことと、全長が1mm短くなったことで、2g軽くなっています。
17gと最近の流行りからすると少し軽めに位置するモデルで、最近のバレルは重すぎるという方に注目してもらいたいです。
やや細身ながら、初心者から上級者まで使いやすいバレルです。
以前ご紹介したSOLOもそうですが、癖が少なく、初心者の方や、ストレートバレルに慣れていない方にお勧めしたいバレルです。
カットの変更
RAPTOR(ラプター )G2
オリジナルであるラプターG2は、少し強めのカットを採用していました。
メインカットは、深めのダブルリングカット+デルタカット。後方には段差カットを採用。
6.6mmという細めの径は、抜けは良いのですが、力の伝えにくさが挙げられます。
強めのカットはそれをカバーするものであると考えられます。
RAPTOR(ラプター )G2 80
対して、ラプターG2 80のメイングリップは緩めのカットを採用しています。
カットの幅が狭く、溝が浅くなり、指の設置面積が増えています。
指の設置面積が増えると、しっかりと持てている感じがあります。
手汗が多い方でも、適度にカット溝があるので、指に張り付いてしまう心配も少ないでしょう。
デルタカットはそこまで特殊なカットではなく、エントリーモデルのラプターG2 80でも採用は可能だったと思われます。
しかし、ダブルリング部分も含めて変更されており、用途を変え、使い分けを前提としたモデルではないかと考える事が出来ます。
飛ばしたい時はRAPTOR(ラプター )G2。
飛び過ぎてしまう、コントロール性を重視したい。そのような時にはRAPTOR(ラプター )G2 80といった感じではないでしょうか?
メインのグリップエリアが広がったように見えますが、実際には前方に移動した程度で大きな変化はありません。
前方に移動した分、段差から後ろの部分が広がり、テーパーに少し角度がつきました。
これにより、人差し指へのかかりが良くなったように感じます。
幅が広がった事でスリムタイプのシャフトでも、指への干渉が抑えられるのではないでしょうか?
セッティングの幅が広がったように感じます。
フロントの深めのリングカットは、中指の置き場にピッタリ。
しっかりとしたかかりがあり、グリップの安定だけでなく、方向を出していきたい場合にも活躍してくれます。
細身形状を緩くグリップするのがポイント!
RAPTOR(ラプター )G2 80 は、バレル自体の高低差が殆どなく、奥でリリースするよりは、手前でリリースする方に向いてるバレルだと感じます。
RAPTOR(ラプター )G2 80は、こんなバレル
- 扱いやすい全長と重量で、初心者から上級者までお勧めのストレートバレル
- カットが緩めのストレートバレルで、抜けが良い
- 手前でリリースする人にお勧め
非常にシンプルなストレートバレル。
価格からも初心者にお勧めしやすく、西谷選手がプロツアーでも使用していることから上級者にも使いやすいバレルです。
RAPTOR(ラプター )G2、RAPTOR(ラプター )G2 80共に人気のバレルです。
ストレートバレルを探している方は、是非チェックしてみてください!
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それでは!