当ブログでは、アフィリエイト広告を使用しており、記事内に広告が含まれる場合があります。
CUESOULプレイヤーの佐々木 沙綾香選手モデル「Aglaia」(アグライア)のご紹介です。
2021年10月10日に発売される 佐々木 沙綾香選手 復帰後、第一弾。
以前から佐々木選手ファンの方には、待望の新作ではないでしょうか?
佐々木選手は、2021年ダーツハイブサポートプレイヤーです。
JAPAN LADIES 年間ランキング
2018年7位、2017年3位、2016年2位、2015年2位、2014年2位、2013年10位。
JAPAN開幕から一時休止されるまで、非常に安定した成績を残し、大活躍していました。
プレイヤーとして復帰され、今後の活躍が非常に楽しみなプレイヤーです。
所属メーカーが変わり登場する本商品。
前所属メーカーのレベレットシリーズも人気商品でした。
レベレット3は、エスダーツ2018年Darts Of The Year上半期5位に入っております。
※プラスワンと通常モデルより1g重いモデルの記載がされていますが、画像は通常モデルであり、プラスワンとの形状変化もありません。
私の周りでもレベレットを使用していたプレイヤーがおり、大変気になるところです。
この記事を見れば、「Aglaia」の特徴、どんな人に合うバレルか。
過去作「LEVERET 3」からの変更点が分かります。
是非最後までご覧ください。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
Aglaia のスペック
- 全長:43.0mm (LEVERET3:43.5mm)
- 最大径:7.6mm (LEVERET3:7.4mm)
- 重量18.0g (LEVERET3:17.5g)
- バレル単体重心位置:2021/10/2現在不明(LEVERET3:センター)
以下の画像がレベレット3です。
全体的な形状は非常に似ていますが、最大径が0.2mm上がり、少しぷっくりしたフォルムになりました。
半径0.1mmの差ですが、前方シェイプも少し変わり、印象が異なります。
全長0.5mm短く、重量0.5g増加と微調整がされています。
過去、佐々木選手がNo5のモデルを使っており、今作は2BA。
形状変更からの微調整。
レベレット3、レベレット3プラスワンの中間の重量設定。
このような考えがあるのではないかと推測しています。
Aglaia のアウトラインとグリップエリア
Aglaia のアウトライン
※数値等は全て、画像からの自己算出の為、参考程度にお考え下さい。
投げやすく人気がある菱形形状を引き続き採用しています。
前後のテーパー角は、レベレット3よりもキツめに変更されました。
前作と比較し、若干抜けの良さは落ちたものの、グリップ感が増したことと、力の伝えやすさが向上した事が期待出来ます。
後部テーパーは複雑にせず、シンプルに仕上げていますが、後述するカットに細工がされています。
とても素直で扱いやすいアウトラインと感じます。
また、フロント部は以下のように細身の形状から変更されています。
バレル先端に指を当てる方は、注意して欲しい変更点です。
佐々木選手の指の当たり方の変更、全長・最大径とのバランス変更、デザイン性等が考えられますが、どのような理由か気になるところです。
Aglaia のグリップエリア
15.7mmと少し余裕を持ちながらも限定的なグリップエリアです。
テーパー角もあり、グリップに迷い難いことが期待できます。
一方で、最大径こそ太いですが、比較的急に太さが変わっていくため、違和感を感じてしまう方も少なからず居るかもしれません。
Aglaia のカット構成
全体的にシンプルなリング(スクウェア)カットを使用し、癖の少ない仕上がりになっています。
幅も狭く、深さも深くないように設定され、かかりはマイルドです。
フロントに縦カット、リアには半円のドットカットを追加し、グリップ力を高めています。
最大径が太めなこともあり、カットの強さよりも形状で飛ばす事を意識されたように感じます。
青枠部の段差のあるスクウェアカットもポイントです。
レベレット3でも段差カットは採用されていました。
佐々木選手のお気に入りのカットであることが伺えます。
段差カットは、2段階で深さを変えており、指肉の食い込み具合を工夫しています。
また、下図のようにテーパーに沿わさず、ストレートにカットを作っています。
このように細かい細工をする事で、太さ、テーパー角とカットの強さを上手く工夫されています。
リリース最後まで軽く押せるようで邪魔しないようなカットの様に思われます。
佐々木選手のグリップ
実際に佐々木選手のグリップ位置を見てみます。
少し暗く分かり難いので、バレル広告の画像から見てみます。
テイクバックしきった位置で軽く握りこんでおり、セットアップから手の形は若干変化するものと予想されます。
中指は、バレル先端からチップにかけて触れています。
前述したバレルフロント部のアウトライン変更箇所には殆ど触れず、カットに触れるように見えます。
フロント部のカットがしっかりとガイドの役割を果たします。
ドットのあるカット部分に親指。段差のあるカットに人差し指が触れる感じではないかと推測しています。
持ちたい位置のグリップ位置が少し太いな等少しとが少し合わないな。
このように感じる方は、セッティングで重心を変更する等で持ちやすい位置を調整する方法もあります。
ご覧になっていない方は、考え方の1つとしてご覧下さい。
まとめ
今回考察した Aglaia の特徴は、4点
- 最大径が太めの菱形形状でグリップ感があり、力を伝えやすい
- テーパー角があるため、やや好みを選ぶ形状となっている
- カットは弱めだが、縦カットやドットカットでグリップ力を上げる工夫がされている
- シンプルな形状に隠れたカットの細工が施されている
Aglaia は、シンプルな形状に抜けの良いカットを採用しており、カットよりも形状にはめて投げたいバレルだと感じました。
Aglaia は、リリースインパクトは奥側の方にお勧めしたいバレルの1つとなります。
また、適正なリリースインパクトを作り出すには、体幹主導での動きが重要となります。
佐々木選手 CUESOUL移籍後 第1弾、 Aglaia をご紹介致しました。
この記事が参考になった。良かったという方は各種SNSでフォローやコメント、拡散お願いします!
それでは!