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レッドドラゴンのプレイヤーで、PDCで活躍中のガーウィン・プライス選手。
ウェールズのプレイヤーで、ニックネームは「アイスマン」。
元プロラグビー選手で、がたいがよく、強気なプレイスタイルが特徴的です。
そのプレイスタイルから、賛否の分かれる選手でもあります。
しかし最近はプレイスタイルも大人しくなり、好感度も上がってきたように感じています。
※私自身も2018年位までは、あまり好きではありませんでしたが、今は注目している選手の一人です。
現在、PDCランキング1位と非常に好調なガーウィン・プライス選手。
先日行われたワールドカップ2021でも大活躍でした。
そんな彼が使っているバレルを画像からレビューし、PDCランキング1位の強さの秘密を探っていきます。
現在ガーウィン・プライス モデルは、いくつかの種類が出ていますが、ワールドカップ2021でも使用していた物をご紹介します。
これを見ると、ガーウィン・プライス モデルの特徴やどんな人に合うかが分かります。
是非最後までご覧ください。
※プライス選手はスティールプレイヤーですが、ソフトダーツモデルでのご紹介である点はご了承ください。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。
実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)
また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。
ガーウィン・プライス のスペックと形状
ブルーコーティングとグリップエリアの斬新なカットが非常に特徴的なバレルです。
- 全長:50.8mm
- 最大径:6.35mm
- 重量:20.0g
- バレル単体重心位置::ほぼセンター(若干前より)
ディミトリ選手のバレル紹介で、海外に全長50.8mmモデルがあると書きましたが、ガーウィン・プライス選手も全長50.8mmを採用しています。
50.8mmは、2インチに換算することが出来ます。
長め、細め、重めのストレートバレルとなっています。
全長49~51mm、最大径6.2~6.4mm、19~21gのスペックは、12種類と少なめです。
(2021/9/21現在のエスダーツラインナップより)
ここからカットの好みを選んでいくと、貴重な選択肢の1つとなってきます。
ガーウィン・プライス モデル のアウトラインとグリップエリア
ガーウィン・プライス モデル のアウトライン (形状)です。
後方のテーパーが長めにとられていますが、シンプルなアウトラインとなっています。
特徴的なのは、グリップエリアの位置です。
「レーザーエッジアイスマングリップ」の位置に注目してください。
前方から40mmまでの長さに配置されています。
チップに指をかけ基準としているプレイヤー等は、40mm前後のバレルとして考える事が可能です。
短めのバレルからの変更であっても、グリップの指間隔が広がりにくいです。
また、グリップ位置が明確である為、ストレートバレルの特徴の1つである「グリップ位置に迷いやすい」がありません。
バレルエンドを持ちたい。グリップの融通をもっと利かせたい。というプレイヤーは、前方や後方のレーザーエッジカットを使うことで幅を広げる事が出来ます。
後方カットに人差し指を置いたりと、3点グリップにも対応出来そうです。
ガーウィン・プライス モデル のカット構成
見た目、カット名共に強力そうです。
※カット名は、商品説明を参考にしています。
レーザーエッジカット
フロント部に4つ、後方に1つ採用されている「レーザーエッジカット」は、所謂シャークカットです。
シャークカットの中でも、幅が広く、溝も深めな為、強力なかかりをしています。
この部分を前持ちでグリップするのもアリと考えています。
3.2mmのカット間隔もあり、適度な抜け感と強いかかりを感じる事が期待出来ます。
また、後方部のカットに対しても同じように言えます。
メイングリップが前過ぎる。カットが合わない場合は、こちらを使うのもアリです。
ガーウィン・プライス選手はこちらのカットを使用していると見られます。
ただし、前方部と異なり、テーパーが僅かにかかってくるため、引っ掛かりには気を付けたい部分です。
レーザーエッジアイスマングリップ
ニックネームである「アイスマン」をカット名にしている自信あふれる部分で、このバレル最大の特徴とも言えるでしょう。
大きなウェーブカットで、前後にしっかりと効くカットです。
横に対する効きはあまりなく、見た目に反して、引っ掛かりはあまりないと考えられます。
非常に抜けが良いカットですが、指の状態や好みによって、物足りないと思われる方も居ると思います。
その場合は、前述した前後のカットを使用する事をお勧めします。
ガーウィン・プライス 選手のグリップ
プライス選手のグリップを見ていきます。
前の方でセットアップし、その際ダーツが下を向いてるのが特徴的です。
また、かなり浅めに前方持っている点にも注目です。
親指と人差し指先端の方で挟み込むようなグリップ。
セットアップからテイクバックで指での回転等の動きは見られず、この状態でテイクバックしきった位置まで持ってきています。
テイクバックしきった位置では、ダーツは水平より少し上を向く程度の角度となっています。
ここから左回転しながらダーツがリリースされていきます。
実際にグリップしてみて、グリップエリアと重心が少し合わないな。
このように感じる方は、セッティングで重心を変更する等で持ちやすさを調整する方法もあります。
まだご覧になっていない方は、考え方の1つとしてご参考下さい。
まとめ
今回考察した ガーウィン・プライス の特徴は、5点
- 長めの全長だが、メインカットが40mm以内に収まっている
- グリップ位置が明確な為、ロングバレルでもグリップ位置に迷い難い
- カット数は少な目だが、いくつかのパターンで持つことが可能
- 「レーザーエッジアイスマングリップ」は、前後に効きやすいカットで推進力を得やすく、抜きやすい
- スペック、カット、グリップ位置から貴重な選択肢の1つである
ガーウィン・プライス モデル は、長めのバレルを使いたいが、バレルエンドは持たない。抜け重視のカットが好み。そんな方にお勧めのバレルと言えます。
ガーウィン・プライス モデル は、リリースインパクトが手前側の方にお勧めしたいバレルの1つとなります。
また、適正なリリースインパクトを作り出すには、体幹主導での動きが重要となります。
ラグビーで鍛えた足腰の強さ、ブーイングがありながらも戦い抜ける強靭なメンタル、特徴的で機能性の高いバレル。
これらが重なり合って、現在のガーウィン・プライス選手の強さがあるのではないでしょうか?
今回は、ガーウェン・プライス選手 モデル をご紹介致しました。
ガーウィン・プライス モデル のバリエーション
ガーウィン・プライス モデル は、大きく5種類が現在発売中です。
スペックやカットが異なるものがあります。
興味のある方は是非希望にあう物を探してみてください。
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それでは!