【DYNASTY】コンバージョンポイント タイプV 2BA を全型レビュー

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日本はソフトダーツが主流ですが、最近はスティールダーツをされる方も増えてきました。

 

また、家投げでは音の問題からソフトのボードでなく、ハードボードを設置している方も少なくないと思います。

 

我が家もダーツライブ200Sを静音化するまで、ハードボードを主に使用していました。

 

ハードの刺さった感覚が好きなので、今でもボードを入れ替えてプレイすることもあります。

 

 

家はハードボードだけど、ソフトダーツをメインでプレイするので、わざわざバレルを変えたくない。

 

スティールダーツに興味はあるけど、スティール用のバレルを買うには少し抵抗がある

 

スティールをやっているけど、気に入っているバレルのスティールモデルがない。

 

そんな時に活躍するのが、コンバージョンです。

 

ソフトダーツのチップの代わりにコンバージョンを使う事で、ハードボードに対応出来るようになります。

 

 

現在多くのコンバージョンが発売されており、ステンレス、チタン、カーボン等、素材は様々です。

 

しかし、その多くはソフト用のチップのような形状をしている物が殆どです。

 

  

 

そんな中、ダイナスティーからハード用のポイントをそのまま使ったコンバージョン。

「コンバージョンポイント タイプV 2BA」が発売されました。

 

エスダーツより

 

今回は、26mm、30mm、36mmと全てを購入し、どのような違いがあるかを使用感込みでお届けいたします。

 

この記事を読めば、自分はこのコンバージョンが合っているのか?どの長さを選べば良いか?が分かります。

 

是非最後までご覧ください。

 

筆者の簡単なプロフィール

ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。

 

ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。

 

実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)

 

また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。

  

※私は、スティールメインのプレイヤーではない為、本格的なスティールとの違いは分かりかねます。ご了承下さい。

 

目次

ダイナスティー コンバージョンポイント タイプV 2BA のポイント

コンバージョンポイント タイプV 2BA のポイントは、3つです。

  1. スティールのポイントをそのまま使用している
  2. 形状がスティールに似ている
  3. コストパフォーマンスが良い

 

1.スティールのポイントをそのまま使用している

前述したように、現在コンバージョンポイントは様々出ていますが、その多くはコンバージョン用として開発しています。

 

その為、刺さった感じがスティールバレルと異なる事が多いです。

 

このコンバージョンは、スティールダーツで使われるポイントをそのまま使用しています。

 

その為、刺さった感触は非常にスティールダーツに近く、とても気持ちが良いです。

 

私が持っているスティールダーツと比較しても、殆ど遜色がないように感じました。

 

 

スティールダーツは、ポイント交換が大きくセッティングに影響します。

 

スティールダーツは、ポイント交換することで好みのセッティングに近づけていきます。

 

こちらの商品はスティールダーツのポイントを使っていますが、ポイント交換が出来ない点には注意が必要です。

 ※ネジ山がアルミ製の為。

 

2.形状がスティールに似ている

こちらも前述したように、一般的なコンバージョンはソフトダーツのチップのような形をしています。

 

しかしダイナスティー コンバージョンポイント タイプV 2BA は、スティールダーツと同様な形状となります。

 

 

好みが分かれる部分ではありますが、スティールバレルってどんなものだろう?と疑問を持っている方にはお勧めの商品です。

 

バレルとチップの境目を無くすように作られているソフトダーツと違い、バレルにポイントを押し込むというスティール独特の感じが出ています。

 

一般的なコンバージョンよりもスティール感を出しているポイントです。

 

3.コストパフォーマンスが良い

一般的なコンバージョンは、1000円以上です。

 

中には2000円超えるものも存在します。

 

その中でこの商品は、550円(税込)

 

衝撃の低価格です。

 

その上、長さが3種類(26mm、30mm、36mm)から選択できるという幅があります。

 

元々スティールで使われるポイントを使っている為、耐久性が悪い事もなく。

 

メーカーがダイナスティーという事で、作りにも安心感があります。

 

好みの長さも試しやすく、買い替えもしやすい低価格。

 

更に緩み防止のOリング付。

 

非常にコストパフォーマンスに優れている商品です。

 

各長さの比較

それぞれの長さで刺さり方や投げた感触を比べていきます。

※個々の投げ方による為、刺さり方や感じ方には個人差があります。

 

重量の比較

ソフトチップと各コンバージョンの重量比較です。

※計量には、【ダイナスティー】ポータブルスケール ミニを使用しています。

 

 

やはり、ソフトチップはとても軽いです。

 

30mmのチタニウムと本商品を比較すると0.7gの差があります。

 

また、 コンバージョンポイント タイプV の26mmと30mmにおいて、0.01gしか差がないのも驚きです。

 

 

以前、シャフトの重量とダーツの重心の関係について記事にしました。

コンバージョン使用時には、前の重さに合わせ持ちたい位置に重心を合わせるセッティングにするのもお勧めです。

 

投げ感と刺さり方の比較

使用ダーツは、Fallon80PinkLabel、CONDOR AXE M シェイプです。

※実験のため、ソフトチップをハードボードに刺していますが、ボードの寿命を縮める為お勧めしません。

 

ボードへの刺さり方

 

 

現在の私のソフトダーツにおける矢の飛び方は、

リリースでダーツが少し下を向いたような状態で出ていき、フライトの補正で最終的に水平に刺さるようになっています。

 

ボードで一番角度がついたのは、チタニウムゴールドでした。

 

次に今回ご紹介している コンバージョンポイント タイプV の26mmです。

 

30mmは写真では少し下向きに刺さっていますが、全体的に水平。

 

36mmも水平に刺さるような結果となりました。

 

 

  • 角度をつけた刺し方をしたい場合、26mm。
  • ソフトと同じような刺さり方を望む場合、30mmもしくは36mm。となります。(私の場合)

 

投げた感触

26mmと30mmはソフトダーツに近く感じました。

 

26mmは、ソフトチップの長さには近いのですが、グリップした際に気持ち短いような感覚。

飛びは、30mmよりも小気味良い感じ。軽くスッと行ってくれます。

 

30mmは、刺さり方、飛び方共にソフトダーツとのバランスが良い印象を受けました。

  

36mmはポイントの長さや重さもあるため、スティールに近い感じです。

 

刺さり方は30mmと変わらないものの、多少なり力強さを感じます。

 

しかしながら先端が長いため、気になる方には気になるところ。

 

投げるリズムがズレた際に、失速するのも若干早い気がしました。

 

刺さりや感覚は、重量やポイントの長さだけでなく、個々の飛ばし方に左右されます。

改めて一例としてご参考にください。

  

まとめ

コンバージョンポイント タイプV 2BA のポイントです。

  • スティールのポイントをそのまま使用しており、刺さりがとても良い
  • リポイントは不可
  • 550円という圧倒的なコストパフォーマンス
  • 3種類(26mm、30mm、36mm)の長さを選択可能
  • 26mm、30mmがソフトダーツに近い(個人の感想)
  • 36mmはスティールダーツに寄る感覚(個人の感想)

 

  • スティールダーツを始めてみようと思うけど、バレルを買うのには抵抗がある
  • ソフトと同じバレルを使いたい

そんな方にお勧めの商品です。

 

 

私は、この商品の30mmがとても使いやすくお気に入りです。

 

今回は、コンバージョンでお勧めの「DYNASTY コンバージョンポイント タイプV 2BA」のご紹介でした。

 

 

 

2021/9/11現在、ドイツでスティールダーツのワールドカップが行われています。

 

日本からは、松田 純選手と馬場 善久選手が日本代表として出場しております。

 

DAZNでは、この試合を観戦する事が可能です。

見逃し配信、1ヶ月無料体験もあります。

 

これを気にスティールダーツの観戦もしてみては如何でしょうか?

 

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それでは!

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