【DYNASTY】LUNE(リュンヌ)を画像から考察

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    DYNASTY
    足立菜月選手モデル「LUNE」(リュンヌ)。    

        

    極力主観(投げ感)を省き、画像を見ながら「LUNE」がどんなバレルなのか考察していきます。

       

    これを見れば、LUNEの特徴やどんな方に合うバレルなのか分かるように説明していきますので、このバレルが気になっている方は、是非最後までご覧ください。

     

    筆者の簡単なプロフィール

    ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。

     

    ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識等を基にバレルの分析をするのが楽しみです。

     

    実際に投げたバレルは250種類以上。(2021/6月現在)

     

    また、数多くのレッスン受講歴があり、イップス・グリップイップスの経験から自身でも身体について勉強しています。

      

    目次

    LUNE のスペックと形状

    エスダーツより
    • 全長:48.0mm
    • 最大径:7.4mm
    • 重量:21.5g
    • 重心位置:やや前方

      

    フロントの紫がカッコイイ、長身かつ超重量のバレルです。

     

    また「リュンヌ」は、フランス語で「月」を表す言葉だそうです。

     

    足立選手の名前にも「月」が入っています。素敵な名前のバレルですね。

     

     

    最大の特徴は、48mmと全長の長いトルピード形状と21.5gという超重量

      

    以前ご紹介したGomez12Fallon80のオリジナル版は全長50mmかつ20gを超えてきますが、さほど選択肢は多くありません。

      

    また、王道のトルピード形状で太さもあるバレルとなると、かなり貴重なバレルの1つとなります。

     

     

    重量のあるバレルの特徴として、

    • テイクバックで重量を感じやすい
    • 投げてる感を感じやすい
    • 飛びに勢いが出やすい
    • グルーピングで弾かれにくい

     

    しかし、自分にとって重すぎるバレルを使用すると、テイクバックしきった位置からの切り替えし(トップ)での動きが乱れてしまい、ミスショットに繋がる事が懸念されます。

     

    また、多少雑に投げてもなんとかなってしまう事もあり、気付かずにフォームが崩れてしまう可能性が考えられます。

     

    とは言え、多くのメリットもありますので、是非検討してもらいたい一品です。

       

    アウトライン

    LUNENのアウトライン(形状)です。

    赤線にテーパー(傾斜)が入っています。 青線が角度の切り替わり箇所です。

    ※数値等は全て、画像からの判断した自己算出です。

     

     

    LUNEのアウトライン特徴は、緩いテーパーが長く入っていることです。

     

    これにより、最大径7.4mm以下の好きな太さの部位を持ちやすく、グリップ部(カット配置)の長さからも多くのプレイヤーやグリップに対応する事が可能です。

     

     

    グリップエリアの太さは、7.4mm~6.1mm(2つ目のシャークカット位置)

     

    自分が持ちたい位置の太さに合わせ、セッティングによる重心位置を考えると、より好みの位置を設定出来そうです。

     

      

    7.4mm~6.5mmは比較的太めの部類に位置づけされ、グリップ時の安心感を期待する事ができます。

     

    少し太いなと感じる方は、セッティングで重心を後方に下げるなどで調整する方法もあります。

     

    カット

    エスダーツより

     

    拡大するとこのようなカットです。

    エスダーツより

      

     基本はシンプルなRカットを採用し、後方にシャークカットを2つ配置しています。

      

    LUNEのカット構成

    全体的に浅めのカットとなっています。

     

    浅めのカットで抜け感の良さを感じる事が期待出来ます。

     

    また、フロント部は飾りカットと予測していますが、ちょうど足立選手の人差し指が当たる位置であることから、指を添える位置として機能することが考えられます。

     

    また、テイクバックしきった位置で一瞬握りこむような動きもあり、この縦カットを配置する事で、方向性が決まりやすくなっていることも考えられます。

     

    まとめ

    LUNEは、こんな人にお勧めのバレルです。

    • ロングバレルを好むがストレート形状は苦手な方
    • 重みがあり、やや太めのバレルを好む方
    • 指に残りにくいカットが好きな方

     

    特にロングトルピードで20gを超える重量系のバレルは選択肢が少なく貴重な一品です。

     

    リュンヌは比較的手前側でリリースインパクトを出す方に合うバレルです。  

       

    また、適正なリリースインパクトを作り出すには、体幹主導での動きが重要となります。

     

    今回は、素敵なLUNE(リュンヌ)をご紹介しました。

     

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