【TARGET】THE MIRACLE GENERATION 2 80%を画像から考える

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    TARGETから鈴木未来選手のTHE MIRACLE GENERATION 2 80%が発売されます。

    THE MIRACLE GEN-2をお求めやすい価格で再現したバレルとなっています。

     

    今回は、オリジナルのTHE MIRACLE GEN-2(以降オリジナルと表記)とTHE MIRACLE GENERATION 2 80%(以降G2 80%と表記)を比較していきたいと思います。

     G2 80%(ターゲットより

    オリジナル(エスダーツより

     

    オリジナルの約半分の金額で購入出来てしまうG2 80%。

     

    どこまでの再現率なのか気になります。

    目次

    スペックと形状

    全長:49.0mm(変更なし)

    最大径:7.0mm(変更なし)

    重量:18.0g(オリジナル:21g)

    重心:2021/4/11現在不明オリジナル:センター)エスダーツ画像より推測

     

    全長・最大径に変更はありません。

     

    アウトラインにも大きな変更は見られませんでした。

     

    重量は、タングステン95%から80%へ変更したことによる影響から軽量化されています。

     

    しかし、21gは重めの部類のバレルの為、18gの方が扱いやすさを感じる方も多いと思います。

     

    重心は2021/4/11現在不明ですが、アウトラインの変更もないのでおそらくセンターに来ると予想しています。

     

    THE MIRACLEシリーズは、先端形状が細くなっており、グリップ部はストレートのように見えますが、僅かにテーパーがあります。

     

    G2 80%でもそれは健在です。

    赤枠部は、0.5°のテーパーが約16mm入っており、ほんの僅かに角度がついています。(数値は全て自己計測の為、定かではありません。)

     

    そして、バレルエンドでシャフト繋ぎ目と合わせるように角度調整をしています。

     

    この0.5°という、あるのか。ないのか。そんな僅かな角度でも、実際持ってみると完全なストレートとは違う持ち心地で、力の伝わり方、抜け方も変わってくるので面白いところです。

     

    最近はこのようにストレートに見えるけど、僅かにテーパーがあるというようなモデルも増えてきてる印象です。

     

    このように角度が僅かにある事で抜けの良さと力の伝えやすさを両立している形状と言えそうです。

    グリップ部の太さ

    トルピード形状の場合、グリップ位置が明確なことが多いです。

     

    ストレート形状では、どこも同じように持てるというような特徴があります。

     

    The Miracleシリーズは、前述の通りストレートのように見えますが角度がついており、トルピードとも位置付ける事が出来ます。

     

    しかし、テーパー角が殆どない事から、ストレートバレルのようにグリップの融通が効きやすいと言えます。

     

    そのため、グリップ部も広めに取ることが可能です。

     

    長さ16mmを使い、太さ7.0mm~6.7mmまで細くしています。

    カット

    オリジナルは、ターゲット最先端の技術であるセルグリップが使われています。

     

    これがどのように再現されているのか

    G2 80%

    オリジナル

     

    見た目からは、想像もつかない程の違いとなっています。

     

    セルグリップは、グリップ時にすべての方向に対して効果を発揮するカットとされています。

     

    イメージとしてはギアグルーヴに近いものかと思います。

     

    ギアグルーブは、ジェダイト、THE MIRACLE、THE MIRACLE47で採用されていたカットです。エスダーツより

     

    ブロック上のカットをいくつも配置する事で縦にも横にも機能するようなカットです。

     

    ギアグルーヴは、過去3作で採用されていたことから、鈴木選手がとても気に入っていたカットだが、新たに開発された技術がより感触が良かったので、THE MIRACLE GEN-2で採用したと考えています。

     

    話をオリジナルとG2 80%の比較に戻します。

    オリジナルとG2 80%のカット配置の比較画像です。(バレルエンド等の位置は少しずらしております)

     

    この画像を見ると、凹凸が逆になっているようなカットとなっています。

     

    このことから、G2 80%のカット配置はオリジナルに近い物にした。と言えそうです。

     

    G2 80%は、幅が広め(約1.1mm)のダブルリングカットにマイクロカットを混ぜ、幅が広い溝(約1.3mm)を1セットとして3つ配置。

     

    バレルエンドのテーパー角が異なる箇所は、カット配置を変更することで、グリップ位置の融通とある程度の安定性を両立させたと考えています。

     

    カットの深さもオリジナルとG2 80%は僅かですが異なっています。

     

    カット幅等は可能な限りオリジナルに近くし、「横」に対しては近いものとした。

     

    しかし、「縦」に対してはコスト面から再現は困難だったのではないかと考えています。

    まとめ

    THE MIRACLE GENERATION 2 80%は、95%『THE MIRACLE GEN-2』のメイングリップエリアを80%タングステンバレルで再現公式文章より)となっておりますが、実際は難しいものだったと考えています。

     

    ターゲット社の最新技術を既存の安価に行える工程で再現する事が困難であること

     

    重量が大きく異なること

     

    上記2点から、別物のバレルと考えた方が良いと考えた方が良い。と言うのが私の考えです。

     

    しかし、重量の変更で21gが18gと変更されたことで、オリジナルよりも多くの方に扱いやすくなったバレルと考えています。

     

    カットは異なりますが、重量での選択肢が出来たと捉えても良いかもしれません。

     

    今回は、そんな素敵なTHE MIRACLE GENERATION 2 80%についてご紹介させて頂きました。

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