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TARGET熊谷麻音選手の初モデル レベル リボーン レオのご紹介です。
レベル リボーンシリーズとは、本格志向なスペックのタングステン90%バレル。
ツアープロの意見をベースに、ブラックの機能的なコーティングを合わせ、実用性の高いダーツバレルが完成。
公式文章より
以前紹介したKANONもこのシリーズです。
レオは、ハワイ語で 〝メロディー〟〝メッセージ〟などと 言う意味があるそうです。
麻音の〝音〟=メロディー というフレーズが素敵ですね。
また、前方~中央部の星マークが可愛いです。
レオは、そのままでも投げやすいバレルだと思いますが、いくつかのグリップパターンが試しやすく、まだ自分の形が決まっていない方にお勧めのバレルだと感じました。
筆者の簡単なプロフィール
ダーツ歴10年、PERFECTプロ歴3年。
趣味は、バレル分析。
実際に投げたバレル数は250種類以上。(2021/6月現在)
ショップで試投させて頂いたり、実際にバレルデザイナーとして活躍されていた(いる)方からイベントなどで伺った内容、ブログ等でオープンにされていた知識を等を基にバレルの分析をしています。
数多くのレッスン受講歴、イップス・グリップイップスの経験から、自身でも身体について勉強しています。
そんな「むっか」が、自分の中で消化した内容、現在取り組んでいる事をお伝えしています。
スペックと形状
全長:44.0mm
最大径:7.4mm
重量:18.0g
重心:ほぼセンター(エスダーツ画像より推測)
全体のアウトラインは、比較的最近多い菱形形状です。
全長44mm、最大径7.4mmという数値のバレルの選択肢はさほど多くありません。
43~45mmの全長は最近増えている印象です。
適度の太さと全長で多くのグリップに対応可能であり、重量的にも扱いやすいことが期待出来ます。
全体にカットが入っている為、逆付けも可能だと考えています。
チップシャフト
グリップ部の太さ
赤枠部、約11.5mmと比較的長く使い、最大径7.4mmから6.15mmと細くしています。
角度は約3.15°となっています。(数値は全て自己計測の為、定かではありません。)
比較的テーパーの角度とグリップ部に余裕がある事から、多くの方が持ちやすい事が考えられます。
また、リリース時に力が乗り過ぎてしまう事も少ないと思います。
逆付けしてみる
中央のリングカット部を持つことも可能ですが、逆付けした場合を見ていきます。
逆付けした場合、赤枠部の逆シャークカット部分をメインカットと考えます。
約7.0mmと比較的短めなグリップポイントで、最大径6.76mmから6mm程度まで細くしています。
角度は約3.3°となっています。
順付けよりもグリップ位置が狭まる事で明確となることとと、テーパー角が僅かに急になる事で、準付けよりも力が伝わりやすくなることが期待出来ます。
カット
グリップエンドはカットが異なるため、上記のグリップ位置としては捉えていません。
メイングリップは、ゴツゴツとして見えるステアカット(ステップカット)としています。
見た目はゴツゴツとキツそうに見えますが、幅1mmのリングカット内に深さの浅いリングカットを混
ぜる事で、カットのかかりが軽減される効果があります。
触った感触はあると思いますが、実際投げてみると、そこまでひっからず、適度にかかるカットだと考えられます。
関連動画最後に、熊谷選手本人のインプレッションを載せておきますが、すっぽ抜けず自信を持って投げられるのが魅力と発言しております。
逆付けしてみる
シャークカット3連を逆にしたようなカットです。
テーパーやシャークカットの広がり部により、テイクバックしきった位置での安定感が期待が出来ると考えています。
また、ほんのコンマ数ミリですがセンターよりも前側に重心がある為、セッティングにより後ろに重心がさがり、順付けよりも重みを感じやすい可能性も考えています。
カットに頼るような投げ方は難しそうですが、抜けの良いカットを求める方にはこちらの付け方がお勧めかもしれません。
まとめ
レオの特徴は3つ。
- 全体的に入ったカットで様々なグリップに対応が可能
- 上記同様の理由で順付け、逆付けが可能であり、自分の感覚に合わせた使い方が可能
- 中央部の星が可愛い
そのままでも十分に投げやすいバレルだと感じましたが、色んなバレルを試してみたいという方にお勧めのバレルだと感じました。
今回は、そんな素敵なレオについてお話させて頂きました。