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キングス ジャパン宮副桜選手の「グランツエディション サクラ2」のご紹介です。
(エスダーツより)
前作「トランスフィクスエディション サクラ2」からどう変わったのか比較していきます。
(ご本人が実際使用されているかは定かではないのです)
グランツエディション サクラ2は、カットがなくてもバレルの形状で飛ばせる方、タングステンの質感がしっとりしているバレルが好きな方にお勧めのバレルだと感じました。
スペックと形状
全長:38.0mm(変更なし)
最大径:7.4mm(変更なし)
重量:17.5g(前作:17.3g)
重心:ミッドリア(前作:センター)
今作:グランツエディション サクラ2
(エスダーツより)
前作:トランスフィクスエディション サクラ2
(エスダーツより)
カットが全てなくなり、0.2g重くなり、重心が僅かに下がったのが特徴です。
アウトラインは、ほぼ同じように見えますが、細かく見ると変更されています。
中央のストレート部が0.5mm程伸び、2段テーパーの位置も変更されています。(数値は全て自己計測の為、定かではありません。)
重心は1mm程度後ろに下がっています。
バレルに穴を開けることで、前方を軽くしていた事をトランスフィックスよりも、重心が後ろに設定されている事に驚きました。
カットがないことによる力の伝え方の結果、重心や微妙なアウトラインの変更を行ったものと考えています。
グリップ部の太さ
画像のように前作の2弾テーパーは健在です。
メイングリップ位置は、赤枠部と考えて良いでしょう。
赤枠部が前作より僅かに長め、角度も急に設定されています。
青枠部は前作より1mm程度短くなっています。
カットに頼らず投げるには、ある程度の角度を持ったテーパーが必要だったと考えられます。
以前紹介したORCAよりも角度はないけど、TETUYA SP2よりはあるという感じです。
(まだ紹介バレル数が少なく、近い物が見つけられませんでした。)
1段テーパー(赤枠部)で長さ6mm程度を使い、7.4mm~6.2mmまで絞り、2段目(青枠部)でバレルエンドまで絞っています。
カットに頼らず、バレルの形状で投げるプレイヤーに向けたバレルです。
まとめ
グランツエディション サクラ2の特徴は2つ。
・キングスジャパン最高峰の磨き上げで仕上げられた、手に吸い付くようなしっとり感
・カットがなくても、押し出せる程度の角度のあるテーパー
全長はやや短めですが、3フィンガー~手の小さ目な方の4フィンガーは対応可能と思います。
かなり高価なバレルですが、このしっとり感がたまらないというプレイヤーの方も多いはず。
また、まだ触ったことがないという方は是非触ってみて欲しい、この質感。
質感にはまってしまった方。
カットがなくても、テーパーで投げられる方にお勧めしたいバレルです。
通常のノーグルーブとはまた違った感覚が味わえると思います。
今回は、そんな素敵なグランツエディション サクラ2を紹介させて頂きました。