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ASTRA DARTS森窪龍己選手のドラグーン3SOLのご紹介です。
↑今回のドラグーン3SOL。↓前作ドラグーン3とどう変わったのでしょうか。
(エスダーツより)
ドラグーン3SOLは、長くて、細い、カットは感じるけど、抜けが良くて、軽めのバレルを探している方にお勧めのバレルだと感じました。
スペックと形状
全長:50.0mm
最大径:6.3mm
重量:16.5g
重心:2021/4/1現在不明
前作と比較し、軽くなり、細くなっています。
最大径は、6.5mm→6.3mm
重量は、19.0g→16.5g
2.5gの変更となると、かなりの軽量化です。
Facebookでの公式説明でも、1日という長いトーナメントでの負担を減らす為、軽量化を図った旨が記載されています。
長さには拘りがあり、軽量化するためには細くせざるを得なかったという捉え方が出来ます。
6.3mmという最大径は細めですが、決してバレル数が少ないわけではありません。
50mmという長さも少ないわけではないのですが、ストレートバレルに慣れた方向けという印象です。
グリップ部の太さとカット
ストレートバレルの為、グリップ部は最大径と同じ6.3mmです。
赤枠メイングリップとして採用されているローレット加工のリングカット。
日本でも流行り始めているローレットカットには、抜けの良さとグリップ感のバランスが良いという特徴があります。
青枠は、掛けて良し滑らしても良しの複数の役割を果たすドラゴンテールカットとなっています。(公式文より)
メインカット
赤枠部のローレットカットです。(拡大画像で見難いと思います。)
前方から、2mm幅のローレット、1mmの溝、1mm幅のローレットと4回続き、また2mm幅のローレットカットとなっています。(数値は全て自己計測の為、定かではありません。)
前作は、2mm幅のローレットを前方に2つ配置し、後ろに4連の1mm幅を配置していたものを入れ替えてる点とバレルエンドのマイクロカットがなくなっています。
カット配置を変える事でローレット加工内でグリップを完結させたい。
また、最後部に2mmローレット加工を配置することで、バレルエンドのカットが不要となったのではないでしょうか。
ドラゴンテールカット
青枠 中央部のカットですが、拡大画像が見難いと思いますので、ドラグーン3の画像を使います。
マイクロカットに斜めカットを入れているようなカットです。
かなりギザギザとしており、また斜めカットも深めに入って見えるため、かかりは強めだと想像しています。
斜めカットは回転をかけるための物だと思われます。
自分のリリースと角度が合えば良いのですが、離し方や抜き方が合わない場合に引っ掛かりと感じてしまう事が気になります。
しかし、合わない場合でも、そこをグリップしなければ大きな問題にはならないとも考えています。
マイクロカット部は削れてくることで、マイルドな感触に変化してくると思いますが、ドラゴンテールカットは一般的には少し強めのカットと判断して良いと考えています。
フロントカット
幅1mm程度の一般的なリングカットです。
かかりはさほど強くないことから、置く指の目安に使えそうです。
ただし、採用の意図としてはスティールにおけるスタッキングの為ではないかと考えています。
森窪選手ご本人のグリップです。
恐らくDRAGOON2の時のグリップですが、全長がほぼ変わらないスペックであることから、大きなグリップ変更はないという前提です。
中指が殆どバレルに当たっていない事から、上記のように考えました。
まとめ
ドラグーン3SOLの特徴は2つ。
・50mmと6.3mmという、細いロングストレート
・ローレット加工とリングカットによるグリップ感と抜けの良さ
・ドラゴンテールカットによるカットのかかりと回転のかけやすさ(個人差あり)
スペック的な対抗馬として、チズィ、ルイスの80%等があげられると思いますが、チズィはカットがかかり過ぎる、ルイスは抜ける感じがしてしまう。そんな方にお勧めのバレルではないでしょうか。
長くて、細い、カットは感じるけど、抜けが良くて、軽めのバレルを探してる方にお勧めのバレルです。
今回は、そんな素敵なドラグーン3SOLをご紹介させて頂きました。