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KDSというバレルメーカーをご存じでしょうか?
台湾のメーカーであまり馴染みがないかもしれません。
その中でひと際目を惹くこのモデル。ミニ U 2.0 のご紹介です。
ユナ・リン選手のモデルです。ネタバレルではありません。
ミニU2.0は、球のように投げたい方、親指と人差し指でしっかり持つ事を練習したい方にお勧めのバレルだと感じました。
スペックと形状
全長:16.3mm
最大径:9.0mm
重量:10.6g
重心:ほぼセンター(コンマ数ミリ前) (エスダーツ画像より推測)
前作に引き続きユナ選手のリクエストにより最大限までバレル全長を短縮。
カットが無い、球のようなフォルムは変わらず、最大径を前作11.0mmから9.0mmに、バレル重量を16.5gから10.6gに大きく変更。(エスダーツ説明より)
この最大径で前作より、細くなっているという点で驚きです。
全長は、0.2mm短くなっています。
日本でも太めのバレルは増えてきており、以前紹介したパイロG7も7.8mmとやや太めのバレルです。
太めのバレルは持っていて安心感もあり、グリップ時の力を抜きやすい反面、バレルを放し難いという点もある為、全体的なアウトラインやカット等配慮して設計されている事と思います。
日本でも、S4のインパクトやトリニダードのバークレー、ダイナスティーの富士等、太め短めのバレルは意外と数が多く、需要があるのが分かります。
重量は10.6gと軽めですが、形状的に力はしっかりと伝わって飛んでいくと感じます。
正に、球のように投げたいという方にお勧めの形状です。
グリップ部の太さ
急激な角度でシャフト部まで細くなっていますね。
マイクロカット前で、より急激なテーパーが約0.5mm入っており、2段階テーパーとなっています。(数値は全て自己計測の為、定かではありません。)
カット部分は、5.5mmの長さを使い、8.5mm~6.6mmまで細くしています。
ここしか持たせません。と言われているようなバレルです。
カット
マイクロカットを採用し、少し肌との接点を減らしたいという意図が取れます。
これだけの太さなので、キツめのカットやノーグルーブだと安定感に欠けてしまうのかもしれません。
適度なかかりで指離れは意外と良いのではないでしょうか。
結論
球のように投げたいという方
親指と人差し指でしっかり持って投げるようにしたいという方
※親指、人差し指、中指の3点で持っている方も居るのですが、それが悪いという訳ではなく、あくまで治したいと思っている方にはお勧め出来るという感想です。
自然とシャフトとフライトに意識がいきやすいので、矢角を綺麗に出したい
そんな方にお勧めのバレルです。
最大径が太く、テーパーもキツイので、バレルを抜くように投げる方には難しく感じます。
女性の初級者のプレイヤー等で、こういう形状が好きっていう方も居るのではないでしょうか。
ドロップインタイプのケースには入らない可能性があるので注意です。
今回は、そんな素敵なミニU2.0についてお話させて頂きました。
ポスターが春らしく、とても綺麗ですね。
最後にユナ・リン選手の試合動画も是非ご覧下さい。
FaceBookにも動画がありました。
https://www.facebook.com/BlackSheepDartsStudio/videos/399984393879116/