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DMCのカラーズシリーズ ルーヴ。
楠本明菜さんのモデルとなります。
前回紹介した「フルールコロレ」同様、選手モデルではない「人物コラボ」の位置づけです。
LOUVEは、フランス語で「狼」を意味するようです。カッコイイ!
ルーヴは、「癖が少なく、カットと太さによる適度なグリップ感があるバレルが欲しい」そんな方にお勧めだと感じました。
スペックと形状
全長:44.0mm
最大径:7.25mm
重量:17.0g
重心:前重心(エスダーツ画像より推測)
※重心は中心より1.5mm程度前にあり、一般的に前重心に位置するバレルです。(数値は全て自己計測の為、定かではありません。)
44mmという比較的多くの方が持ちやすい長さと、太すぎず細すぎずの最大径。
17gという最近では少し軽めの部類で初心者でも扱いやすい重量設定。
赤枠バレルエンド15mmから、約2.5°と少し緩めのテーパーが入っています。
大きな特徴は数値と見た目からは見当たらず、万人に使いやすい印象を受けます。
中央部を持ってストレートのように投げることも、バレルエンドを持ってトルピードのようにも使えるバレルです。
グリップパターン
パターン1
中央付近のストレート部分をグリップします。太さは7.25mmです。
カットはシンプルなリングカットですが、比較的深めで幅が広いので、程よいかかりとグリップ感を感じられると思います。
重心位置からも近いグリップポジションなので、どんなセッティングでも扱いやすそうです。
カットはしっかりしていますが、ストレート形状なので抜けが良いと思います。
また、カットがしっかりしているので、長く使える事が期待できます。
パターン2
バレルエンドのテーパーを使って投げる位置となります。
太さは7.0mm~6.2mm程度まで細くしています。
緩めのテーパーにダブルリングカットを採用しており、グリップ感と抜けの良さのバランスが良い事が期待出来ます。
パターン1よりもカットとテーパーを使えるので、力を伝えやすいです。
重心位置からは少し離れてしまい、少し重さを感じにくかったり、矢角が出しにくい可能性がありますが、セッティングで全体のバランスを取ることで、とても使いやすそうな印象があります。
結論
シンプルな見た目ですが、2通りの使い方が可能で、スペックやカットも癖が少なく、幅広い方が使えるバレルだと感じました。
前方のシャークカットは、指の置き位置としても使えそうですね。
今回は、そんな素敵なルーヴについてお話させて頂きました。